面接は人材と企業お互いの評価をする場である
面接では、多くのことを聞かれ、あなたはどういった考え方を持ち、どんな人柄なのか、などの内面的部分から、身だしなみはどうか、姿勢や行動はどうか、など外面的部分まで調べられることになります。
具体的にどんなチェック項目があり、どの様に評価されているのでしょうか。
以下は、人事バカが一時面接で実際に使っていた面接チェックシートの一部分になります。
「真剣さ」「キャリア」「人柄」「理解力」「忍耐力」「アウトプット能力」を始め、今までに「努力」や「仕事」が出来ているかなどを見ていきます。
他にも見る箇所は多数ありますが、詳しくは企業が転職者に求める11の能力を参考にしてみて下さいね。
人材の評価方法
評価方法は、それぞれの1から5段階の評価をして、最終的にS・A・B・Cと別けます。
Sに関しては、2次面接へ通過です。
Aに関しては、Sの総人数を見て、調整することになります。
Bに関しては、S・Aに辞退が出た場合などの補欠的な位置になります。
Cに関しては、不採用です。
Bもほぼ不採用と考えていますので、Sは確実に2次面接へ行けて、Aは2次面接へ行ける可能性があるということになります。
どこの企業も、この様に人材のランク分けを行い、ふるいにかけて行くことになるのです。
企業は、中途採用をする際には、即戦力やキャリアなどの企業がその人材を雇い入れた時に利益を増やすことが出来るのかを一番に考えていますが、他の要素も内定に深く関わっているということも忘れないようにして下さい。
例えば、社風に合いそうな人材かどうか、などですね。
その人材が会社に入って雰囲気に溶け込めそうか、仕事をして行く上で目の上のたんこぶとならないか、そういった事も見られています。
面接はお互いを評価する場
面接は、あなたが評価されるだけではなく、あなたが会社を評価する場でもあるのです。
内定後の条件交渉では転職者が主導権を握るで話しをしたように、内定をいただくと今度は、転職者側がその企業へ入社するかどうかを判断することとなります。
そこで、会社説明会や面接などで社風に合わないと思えば、辞退することが可能なのです。
そういった意味では、面接はお互いの情報交換を行い、お互いのことを知るという目的があります。
そして、お互いを評価することになります。
ですので、転職は相思相愛になってこそ、上手く行くことになりますね。
企業側は「この人材を雇えばプラスとなる」
転職者側は「この企業へ入社すればプラスとなる」
お互いがそう評価して初めて成立するのです。
続いては、面接の遅刻や、何分前に到着しておくべきなのかなどに付いてお話しをして行きたいと思います。
[人事の考え]