面接から市場価値を知る
どんなに優秀な人でも落ちる時は落ちるで、面接では自分の改善点を見つけることが重要だというお話しをさせてもらいました。
ここでは、それと同時に面接を受けることで、一般社会における自分の市場価値を知るということに付いてお話ししてみたいと思います。
面接を多くこなせばこなすだけ自分の価値が明確になる
人事バカは、一般社会における自分の価値を知るということは、転職においてとても重要だと思っています。
なぜかというと、自分に吊り合っていない(レベルに合っていない)企業へ応募しても不採用となる可能性が極めて高いからです。
たまたま受かったとしても、業務内で厳しい状態がまっているでしょう。
一般的に適材適所という言葉が良く使われわれますが、まさしくこれです。
あなたに適した企業へ入社することが一番望ましいのです。
高望みし過ぎても苦労をするのは、あなた自身ですし、長く勤めることが出来なければ転職をする意味がないですからね。
面接をこなして行くと、落ちる企業、受かる企業と線引が出来て来るでしょう。
大手の人気企業ばかり受けて、すべて落ちる人は、そのレベルではないということです。
中堅の企業を受けて、落ちてしまう人は、同じくそのレベルではないということです。
逆に、受かる方は、それくらいの価値はある人材だということが分かります。
まずは、10社程度受けてみて、大手など人気企業、中堅企業、受かりそうな企業をその中に入れてみて下さい。
これで、あなたの市場価値が明確になるはずです。
成功者の応募社数は10社未満でも言っていますが、転職成功者の6割り程度の方が10社未満の応募社数で、転職が決まっていますので、自分の市場価値を把握している方は、この10社で決まってしまう可能性も高いですね。
面接を受けることはプラス要素のみ
面接を受けると合否の結果も気になるところですが、例え落ちたとしてもあなたにとってマイナス要素はなく、プラス要素しかないと人事バカは思います。
その理由は、
- 自分の改善点が明確になる
- 自分の市場価値が明確になる
- 面接の練習となり、場に慣れることが出来る
- 受かる可能性も高くなる
といったところでしょうか。
1番目と2番目の改善点と市場価値に付いては、今まで話しているので飛ばしますが、3番目と4番目に付いてお話しして行きますね。
面接の練習となり、場に慣れることが出来る
面接対策として、ロールプレーイングを行う方も多いでしょう。
しかし、本番さながらの雰囲気を作り上げることは個人では難しいですね。
ですが、本番を練習と思い挑めば、不採用となったとしてもショックを受けることもないですし、場を踏めば面接に慣れることもできます。
もちろん、落ちても良いと思う企業でそれは行うべきです。
練習として応募するなんて気が引けると、思ってしまう方もいるかも知れませんが、転職はあなたの人生において大切な岐路なのですから、そんな小さなことを気にしていてはいけません。
面接を受けている時は、受かるか落ちるかも分かっていない状況なのですから、その時点で気が引けてても仕方ないですからね。
本気で受けていたとしても、内定後にやっぱり止めたと内定を蹴ることだってありえるのです。
そんなことを気にするより、あなたの将来や人生のことを考えるようにしましょう。
受かる可能性も高くなる
数撃ちゃ当たるじゃないですけど、多くの面接を受ければ内定をもらえる可能性だってあります。
完全にあなたの価値と企業のレベルが吊り合っていないときは、厳しいでしょうけどね。
でもギリギリのラインで受かる可能性も0ではないのです。
入社後に苦労すると理解出来ていて入るのは、厳しいでしょうが、何とかやっていけると判断出来るなら価値はあります。
また、応募社数0では可能性は0ですが、10社では可能性はその分高くなってきます。
動いていればそれなりに確立は上がってくるものです。
この様に、面接を受けることは悪いことでもマイナスのことでもないので、不採用となるとしても人事バカは、受けるべきと思っています。
色々なプラス要因がありますからね。
くよくよと悩んでいる時間があるのなら、面接を受けましょう。
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